総勘定元帳を動的なビジネス資産に変える
NetSuite 総勘定元帳とは
NetSuite 総勘定元帳（GL）は、コア会計プロセスを自動化し、あらゆる組織のニーズに適応できる柔軟な構造を提供します。独自のビジネス要件に合わせて、勘定科目タイプ、取引、レポート・セグメントをカスタマイズできます。リアルタイムの銀行業務の統合、ルールベースの取引の照合、仕訳の自動転記により、手動によるデータ入力の必要性を軽減します。NetSuiteは財務および会計の専門家に、正確な財務記録を維持し、詳細なレポートを作成して、予定どおり決算処理を行うために必要なツールを提供します。
データへの信頼
スプレッドシートの関数が崩れる問題に別れを告げましょう。すべての財務データを1か所にまとめることで、数値を正確に維持でき、調整作業も簡単になります。
静的から動的へ
総勘定元帳は、企業独自の構造や要件をサポートできる必要があります。NetSuiteでは、カスタム・ワークフローや取引タイプなどを使用して総勘定元帳の動作方法を制御できます。
場所を選ばずビジネスを運営
携帯電話、タブレット、パソコンなど、インターネットに接続されたデバイスからいつでも帳簿にアクセスできるため、ビジネスの財務状況を常に把握できます。
NetSuite 総勘定元帳の機能
総勘定元帳は、すべての会計システムの中核を構成する要素です。動的で適応性が高く、スケーラブルである必要があります。NetSuite 総勘定元帳は、急速に変化するビジネス要件に対応するために必要な柔軟性、インサイト、および制御機能を提供します。
自動化
手動仕訳が不要になります。単一または複数の会計帳簿にまたがる取引にカスタム総勘定元帳の行を追加することで、勘定科目の照合、決算、および監査に必要な時間と労力を削減できます。自動仕訳入力承認ワークフローでは、しきい金額や承認限度などの基準が検証されてから仕訳が転記されます。NetSuite 総勘定元帳では、償却および減価償却のスケジュール、損益配賦、他のルーチン計算を自動化できます。
勘定科目表
複雑なトラッキング・コードと決別し、財務データと統計データをまとめ、レポート作成を簡略化できる、簡素化された勘定科目表構造を導入しましょう。
セグメント
標準の子会社、クラス、部門、場所のセグメントに加えて、利益センター、資金、プログラム、製品ラインなど、カスタムGLセグメントを無制限に定義できます。複式簿記の会計原則に準拠し、すべてのセグメントの組合せにわたってデータの貸借を一致させることで、精度を向上させ、時間を節約できます。
共有取引
パーセンテージまたは金額ベースの事前定義ルールに基づいて、複数の子会社、部門、または場所に共有トランザクションを配賦します。自動化された仕訳入力と再利用可能な配賦テンプレートにより、精度が向上し、時間を節約できます。
予算追跡
NetSuite Planning and Budgetingで作成された、または.csvファイルとしてインポートされた事前定義済の予算に対し、収益と経費をリアルタイムで追跡できます。
銀行業務の統合（2024年4月時点で日本では未対応）
キャッシュ・フローに関するインサイトを一目で確認できます。世界中の何千もの金融機関に接続し、銀行およびクレジット・カードのデータをNetSuiteに自動的にインポートして、総勘定元帳勘定科目を使って取引明細書を調整できます。インテリジェントなルール・エンジンが銀行データと既存の取引を比較し、一致するエントリを自動的に照合して、例外にフラグを付けて対処できるようにします。
複数帳簿
NetSuite複数帳簿を使えば、データ入力の複製を排除し、会計および報告プロセスから、ミスが生じやすい手作業による調整の必要性を低減できます。プライマリ勘定科目表、セカンダリ勘定科目表、帳簿固有の機能通貨をリンクする事前構築済のマッピング機能により、さまざまな会計基準に合わせて帳簿を管理しやすくなります。NetSuite複数帳簿エンジンは、収益認識、経費償却、減価償却、損益配賦など、総勘定元帳の単一のビジネス取引に基づいて、すべての帳簿固有のアクティビティを記録できます。
複数通貨と税金体系
顧客やパートナーがビジネスを行う場所に関係なく、適切な通貨の正しい詳細情報を使用して、正確な税金レコードを維持できます。取引は現地通貨と自社の基準通貨の両方で同時に記録されます。最新の為替レートを使用して通貨換算が自動的に管理されるため、時間を節約し、エラーを最小限に抑えられます。NetSuiteを使用すれば、所得税、付加価値税、他の販売税や使用税など、現地の税務処理基準と国際的な税務処理基準に簡単に準拠できます。
レポート作成
カスタム・レポート・セグメントにより、財務データと業務データの多次元分析が可能になります。子会社の財務情報を自動的に統合し、複数の会計基準に基づいてレポートを作成します。日次、週次、または月次でレポートを生成し、電子メールで送信するようスケジュールできます。
ERPがビジネスを効率化できる仕組み
無料の製品ツアー（新しいタブで開きます）
NetSuiteによって世界各地のシステムをすべて統合でき、適切なビジネス上の意思決定を行うのに必要な正確で最新の財務数値を把握できます。
NetSuite 総勘定元帳の利点
NetSuite 総勘定元帳が解決できる課題
NetSuite 総勘定元帳のコストについて
収益発生前のスタートアップ企業から急成長中の中小企業まで、あらゆる規模の企業がNetSuiteに移行しています。ビジネス運営の改善方法を検討しつつも、コスト面でお悩みの場合にもお勧めです。
NetSuiteは年間ライセンス料でご利用いただけます。ライセンスは、コア・プラットフォーム、オプション・モジュール、およびユーザー数の3つの主要コンポーネントで構成されています。また、初期設定には1回限りの導入費用がかかります。ビジネスの成長に合わせて、簡単に新しいモジュールのアクティベーションやユーザーの追加ができるところがクラウド・ソフトウェアの魅力です。
総勘定元帳機能は、NetSuiteプラットフォーム・ライセンスに含まれています。
リソース
お客様の成功事例
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