広島から世界へ。バイオテック企業がNetSuiteでデータ管理を一元化し、内部監査の精度改善とマニュアルプロセス削減による業務生産性の向上を実現
広島に本社を置くフェニックスバイオは、高度生命科学のパイオニア企業。同社は、新薬開発を支援するヒト薬物反応の前臨床モデリングに注力し、バイオ医薬品業界における存在感を高めています。フェニックスバイオは、その唯一無二の技術と20カ国以上に拡大する顧客基盤により、この分野において世界を牽引するリーディングカンパニーです。
会社名
株式会社フェニックスバイオ
本社
〒739-0046 広島県東広島市鏡山三丁目4番1号
業種
ヘルスケア
従業員数
20 - 49
売上高
21億2,400万円(2023年3月期)
グループ会社数
3
利用国数
3
旧システム
Microsoft Office
比較検討ソリューション
SAP
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「NetSuiteはすべてのデータを統合し、効率的で正確なレポーティングを実現してくれます。またSuiteSuccessによる導入もスムーズかつ、円以外の通貨にも対応していることも、海外子会社3社への展開を検討する上で重要な要素でした。」 株式会社フェニックスバイオ 経営企画室 加川修氏
革新企業が新たな効率性を追求
- 世界中からの需要
- フェニックスバイオは主に米国市場の製薬会社に製品及び、サービスを提供しています。近年は中国や韓国などのアジア市場にも力を入れており、ビジネスの70%は海外から、残りの30%は日本からとなっています。フェニックスバイオの画期的なマウス・モデリング技術は、高まる臨床試験における技術革新の需要に応え、同社の生産と販売の両面で成長を牽引しています。
- プロセスが事業拡大を阻害
- 同社は従来まで、受注管理、販売管理、そして財務会計を別々のシステムで運用していました。この分断されたアプローチにより、財務部門は月次レポートの作成と四半期および年次監査の実施に大量のエクセルを用いて、複数のデータソースを使用し手動でトランザクションの照合と調整を行う必要がありました。この手作業による照合はエラー発生率を高め、作業完了までに1週間以上かかることも少なくありませんでした。
- 確かなデータで迅速に報告
- フェニックスバイオは2019年にNetSuiteを導入し、販売、在庫、財務データを一元化しました。その結果、月次レポートの作成時間が約25%短縮され、エラー発生率も大幅に減少。さらに、事業規模が大きくなったにもかかわらず、データ入力の手間が削減され、 広範囲の情報へNetSuiteでリアルタイムにアクセスできるようになったため、営業部門の時間外労働時間も大きく減少しました。
- 健やかな成長
- 3つの通貨で事業を展開するフェニックスバイオは、NetSuiteの多通貨管理機能を活用しています。これにより、リアルタイムでグローバルな全体像を把握できるため、自信を持って事業の拡大、生産体制の強化に取り組むことができるのです。今後も同社は、『人類の健康増進』という中核ビジョンのもと、さらに事業を推進していきます。