柔軟な対応ができるNetSuiteだから実現した、全社7事業の受発注・会計業務の統合
茨城港を拠点に港湾運送事業を手掛ける日立埠頭株式会社。 会社設立から我々の日常になくてはならない「物資」をCO2の排出が少ない海上輸送で支えています。近年では、「環境にやさしい総合物流サービスをお客様に提供する」をモットーに、地域社会の発展に貢献しています。
会社名
日立埠頭株式会社
本社
〒319-1222 茨城県日立市久慈町1-3-10
資本金
3億30万円
従業員数
250 - 499
旧システム
自社開発システム
導入製品
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「NetSuiteにしたことにより、分散していたシステムが統合されました。手作業、紙での作業が大幅に減り、今ではなくてはならないシステムとなりました。」 経理本部 経理部 原価課 課長 石井克典 氏
NetSuiteで “手作業”からの脱却を目指す
- 2015年、子会社合併により事業が
多角化 - 北米・欧州・アジア各国との外航航路がある中核国際港湾、重要港湾の茨城港を拠点とする日立埠頭株式会社。国内、国外の物流を支えるだけでなく、年間2,000隻を超える船舶の代理店業務や、通関の手続き、さらには、クルーズ船の運航など幅広い業務を展開しています。
- 複数システムが混在、手入力中心のフロー
- 子会社の合併により、業種が増え、その結果、受注関連システムが5つ存在することとなりました。それらを会計システムと連携するため二重三重のシステムへの手入力も増え、非効率な状態が続いていました。また、インボイス制度への対応や、個別システムの改修など課題が山積みで対応が急務でした。
- 受発注・会計業務の統合で数多くのコストを削減
- 日立埠頭は、同業種への導入実績と、金額面でも他社製品との比較で、導入・運用コストが優れていたNetSuiteを採用。また、単純にパッケージ製品を当てはめるのではなく、ある程度現場ニーズも踏まえて利便性を確保したいという点もあり、設定変更やカスタマイズの柔軟性も評価してNetSuiteを選定しました。結果として、受注請求フローをペーパーレス化し、月間2,000件の工程を削減。作業工数としても年間約1,200時間削減できました。導入は、ERPとしては異例ともいえる短い期間で要件定義から導入までを完了。NetSuiteパートナーの稼働までの顧客目線で支援してくれたパートナーの伴走が大きな力となりました。
- NetSuiteと共に成長
- 本番稼働を迎えた日立埠頭。今回の導入で、販売・購買から会計業務のシステムを集約できました。次のステップは、その情報を即座に捉え、実績を分析し予算管理へつなげていくことです。 NetSuiteは、稼働後の活用を基に、必要な機能を追加したいとき、柔軟に拡大できることが大きな特徴です。継続利用することで、NetSuiteを育てていくことが大事です。