NetSuiteは、創業以来、NetSuiteが構築し管理するデータ・センターでサービスを実行し、顧客にすばらしい体験と進化し続ける機能のセットを提供してきました。24年前、NetSuiteを初めて立ち上げたときは、独自のインフラを自分たちでデプロイするほかに選択肢はありませんでした(そのジョブを実行できる商用のものが存在しませんでした)。それ以来、NetSuiteはデータ・センターの構築と世界中のお客様をサポートするエキスパートになりました。しかし、これは私たちが「エキスパート」になることを望んでいる分野ではありません。私たちは、世界規模のビジネス管理ソフトウェアの提供で一番になることを目指しています。
その目標に向けて、私たちには今、業界をリードする革新的な選択肢があります。オラクルの商用クラウド製品、Oracle Cloud Infrastructure (OCI)です。
2023年2月の現時点で、NetSuiteは、OCI上に構築された18の新しいデータ・センターを、北米、ヨーロッパ、 太平洋沿岸地域、そして初めてのアジアとなる東京と大阪で稼働しています。今後数年にわたって、OCIにより、NetSuiteの世界規模のデータ・センターの範囲はさらに拡大されるでしょう。新しいNetSuiteアカウントはすべてOCIのデータ・センターに実装され、既存のお客様も従来のデータ・センターからOCIのデータ・センターに徐々に移されています。
OCIは、最も要求の厳しい政府や世界中の大企業の顧客ニーズを満たし、ますます増加し厳重になる規制やデータ・プライバシ要件に準拠するための次世代クラウドとして、オラクルによって設計されました。特にOCIは、オラクルのデータベース技術における比類のない専門性と、その市場をリードするデータ分析インフラを提供して、高度に複雑な、まさにNetSuiteのようなアプリケーションをサポートします。
これが意味することは、NetSuiteのお客様はすべて、規模に関係なく、これまでは大規模なグローバル企業や組織のみが購入でき享受できたメリットを得ることができるようになるということです。
「OCIへの移行は、日本のお客様に対する次世代のサービス提供を意味します」と、Oracle NetSuiteのVP兼General Manager Japanの北村 守は述べています。
「OCIのデータセンターが日本に2つあることで、お客様は真の事業継続性と災害保護を構築し、中断することなく最大のアップタイムを確保することができます。全世界で33,000社以上のお客様が、NetSuite上でミッションクリティカルなビジネス機能を実行しています。オラクルは、インフラの管理という課題を解決することで、私たちが最も得意とすること、つまりお客様のビジネスを前進させ、さらなる成長を引き出すことに集中できるよう支援しています」と北村は付け加えました
NetSuiteではまた、最新世代のCPUやOracle Exadata(opens in a new tab)データベース・ハードウェアのクラス最高のパフォーマンスを含む、OCIの高可用性ハードウェアを活用できます。 OCIのスケールの大きさと高度なハードウェアへのアクセスにより、NetSuiteでは、最新のチップセットが使用可能になるとすぐにそのチップセットにアップグレードできます。
OCIのインフラ機能の活用は、NetSuiteのデータ・センターの管理業務の半分に過ぎません。私たちは引き続き、日々の運営およびメンテナンスを実行し、優れたセキュリティ、信頼性およびパフォーマンスのサービス提供をこれまでと変わらずお約束します。お客様には、ユーザー体験や機能性に変わりがなく、これまでと同じ卓越したサービス・レベル・コミットメント(opens in a new tab)を提供します。
事実として、OCI上に構築されたNetSuiteのデータ・センターでのみ利用可能ないくつかの新機能があります。これには、「顧客定期保守」機能を使用した主要バージョン・アップグレードの再スケジュール機能や、プレミアム・サービスを活用いただいているお客様向けのサンドボックス間リフレッシュ機能が含まれます。
私たちは、これらのメリットを日本のお客様に提供できること、そしてオラクルが投資を続けるOCIの高度な機能を活用することで、NetSuiteのインフラをさらに改善し続けられることを大変嬉しく思います。