2層ERPの台頭
2層ERPは、オンプレミス型ERPの導入を実現した企業のCIOにとって非常に重要視されています。Constellation Research
Groupの調査によれば、2層ERPによせるCIOの関心は18か月間に20%から50%近くにまで跳ね上がりました。それは、ERP投資を合理化するだけでなく、連結を加速し、系列会社と部門や支社における可視性を高めるチャレンジにCIOが直面しているからです。本社が利用する、時間と費用がかかり柔軟性に欠くSAPのインスタンスのみの標準化を避ける必要があるのです。
- オンプレミスERPにおけるシングルインスタンスは、ビジネスの変化に対して柔軟性に欠けます。合併、買収、成長により断片化が進むことになるのです。
- オンプレミスERPにおけるシングルインスタンスの戦略は、系列会社や部門の戦略や要件、文化、規制要件に対処できないことが多い現状があります。
- SAPやOracleは、事業部門が配備し効率的に管理するにはプロジェクトが大きくなりがちなだけでなく複雑かつ費用がかかりすぎる欠点があります。高成長の新興市場での運営管理にとって障壁になってしまっていることも少なくありません。
2層ERPはなぜNetSuiteなのか?
NetSuiteは、従来のオンプレミスERPシステムでは事実上対処できない2層配備を成功させるためにさまざまな要素を提供します。
- 新興市場と新しい製品分野への参入を加速。
市場は刻一刻と変化しています。企業は、生き残りをかけて、これらに迅速に対応する必要があることは言うまでもありません。NetSuiteのグローバルな言語、通貨、各種法制度のサポートは、その展開スピードと相まって新興ビジネスと成長ビジネスをサポートするための理想的プラットフォームを提供します。
- 合併吸収、事業売却の必要を満たすために迅速に配備。
NetSuiteは、新ビジネスを運営するために、迅速、柔軟、費用効率が高くリピート可能な能力を提供します。オンプレミス型ERPで頻発していたインフラの複雑性を排除することで、前親会社との絆とコミットメントを回避します。
- 統合を迅速化し企業の可視性を高める。
2層ERPは可視性を劣化させるものではなく促進するものです。NetSuiteでは単一インスタンス内で系列会社や部門、支社、工場の勘定科目すべてがサポートされ、系列会社と部門の財務へのアクセスがオンデマンドで即座に行えます。
- エンジニアの人的リソースを排除。
クラウドデリバリにより、地元のITエンジニアを雇用せずとも完成されたフル装備のERP配備が行えます。系列会社への配備プロセス全体の管理が事業部または企業から行えるため、迅速な導入を実現し費用を削減します。
- 個別の戦略に対応。
ニーズに合わせてカスタマイズ。NetSuiteのSuiteCloudプラットフォームでは、分離されたインスタンスを配置したりバージョンロックに悩まされたりせずに、広範なカスタマイゼーションがサポートされます。
- 企業のシステムと容易に統合。
NetSuiteを配備する企業は、NetSuiteのSuiteCloud
Connectを利用してOracleおよびSAPとベストプラクティスに基づく統合ができるとともに、Informatica、IBM Cast Iron、Dell
boomi、Pervasive Softwareをも活用できます。
- 拡張性と伸縮性に富む成長。
NetSuiteのクラウド基盤がダイナミックな成長を可能にします。需要を見込んでリソースを供給する必要がありません。
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