オンプレミス型ERP導入企業の
苦悩を排除するIT戦略
SAPなどの既存ERPを活かして真のシングルインスタンスを実現する

IT予算の限界が縁の切れ目?


企業がERPをバージョンアップ出来ない理由と深刻な課題

何故、多くのERP導入がオンプレミス型ERPをアップグレードせずに塩漬けしているのでしょうか?そして、なぜシングルインスタンスに至らなかったのでしょうか?

その理由はさまざまですが、大きくは「コストの問題」「スピードの問題」「リスクの問題」の3つに集約されます。

  • コスト

    大企業において企業内全体にSAPなどオンプレミス型ERPを導入するために数億円から数十億円かかると言われています。2009年米国CIOマガジンによると平均的なSAP導入コスト(推定)は1千7百万ドルです。IT予算が豊富な大企業では特に問題ない費用かもしれません。しかし、ほとんどの企業にとっては、本社への導入が終わり、幾つかの子会社や支社がオンラインでつながれる時に問題が発生します。

    本社から遠くにいくにつれROIの正当性を欠くことになるのです。企業は、それぞれの場所でハードウェアとソフトウェア購入し設定します。それらは本社からITチームが派遣されます。日本から遠い国にオンラインで繋ぐためだけに数千万円から数億円を使うことを許す企業は多くないのです。

  • 時間

    シングルインスタンスのERP導入には膨大な時間がかかります。
    グローバル展開には何年もかかり、IT部門や財務部門のスタッフが相当な時間を費やすことになります。

    本社のITスタッフは、各支社や海外での導入のために時間を使うことになりますが、そのころには本社のERPのバージョンアップやカスタマイズに時間を割く必要があり恒久的な人材不足になりかねません。
    また、ビジネスは日々変化しています。新しい製品やプロセス、社内規則や各国ごとの法令などへ随時対応する必要があります。

    しかし、これらのシステムの導入にはコストと時間が掛かり過ぎるため、会社は変化に対応できなくなるのです。強引に適用すると導入戦略を逸脱し、システムの切り貼り、様々な部分的ソリューションのあるプロセス、孤立したERPシステム、マニュアルプロセスなどが発生します。そして誰もが避けようとしているカオスに陥っていくのです。

  • リスク

    コストと時間はリスクを増大させます。
    時間とコストがかかりすぎるプロジェクトは、正当性を経営層に訴えることすらも難しい状況になります。当初、考えていたよりはるかに困難になりがちなプロジェクトは負のスパイラルに陥りプロジェクトの進行を阻害する事になります。

また、オンプレミス型ERPはインストールした瞬間からシステムが老朽化します。都度、お客様のコストでバージョンアップが必要なことを認識する必要もあるでしょう。そして、老朽化したソフトウェアを使う事によるリスクも増大することを理解する必要があるのです。

そして、これらを解決する手段は2つしかないのです。

1. 既存のオンプレミス型ERPをリプレースする

こちらは既存のオンプレミス型ERPからクラウドERPであるNetSuiteへ移行する方法です。NetSuiteを利用する事により常に最新の状態でERPを実現する事が可能です。また、支社や支店などへの展開も容易に実現する事が可能になります。

2. 2層ERPでシングルインスタンスを実現する


>> 2層ERP(2Tier-ERP)の詳細は、こちらです。

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