財務会計システムは、一言でいってしまうと、企業の家計簿ということになります。
家計簿が、家庭の収入と支出を管理し、家計がどういう状態にあるかを、自分で判断するのを目的とするのに対して、財務会計システムは、企業が会社の経営状況、例えば、儲かっているか、借金はどうなっているか、といった項目を社外に公開し、株主などの社外の利害関係者が企業の状態を判断するのが目的です。
財務会計システムは、大は汎用機から、小はパソコンまで規模は様々ですが、ほぼ全ての企業で使用されています。
家計簿では、収入や支出をある程度の種別に分類して記入します。例えば、支出には、食費、光熱費、交通費といった分類を設けます。これと同じことを財務会計システムでも行います。財務会計システムでは、このような分類のことを勘定科目(かんじょうかもく)といいます。
財務会計システムの勘定科目は、一番大まかな分類として以下の5項目が設定されます。
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