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CFOのためのビジネス・パートナーシップ・ガイド

CFOのためのビジネス・パートナーシップ・ガイド

ビジネス・パートナーとしての財務部門

財務部門と企業の他の部門の結びつきを強めるという方向性は魅力的です。しかし、人材を異動するだけでは、会計担当者が他の部門の立場で発言できるようにはなりません。この最新のNetSuiteガイドでは、企業の財務部門のリーダーが、ビジネス・パートナーシップとなる理由や方法を考えるヒントを取り上げます。

財務部門と企業の他部門が協力する理由

財務部門と他の業務チームや部門が協力するというのは、1か月に1回電子メールでレポートを送るということではありません。財務チームのメンバーは情報を照合、監査、作成できるため、会社の他の部門にタイムリーで正確な情報を提供するのに最適な立場にいます。さらに重要なこととして、情報を理解しているので適切な行動を起こすこともできます。

財務部門が他部門と緊密に連携できれば、財務部門が他部門に「なぜ」質問しているのかがわかるようになります。次に、業務チームが財務レポートを理解できるよう指導し、自分の活動が財務に与える影響を考え、より戦略的に業務の意思決定ができるように支援できます。このような好循環が生まれると、財務部門とパートナーを組む部門に対して、先を見据えたアドバイスや分析を財務部門が提供しやすくなります。

多くの場合、売上の向上、キャッシュ・フローの確保、製品の開発、市場の拡大のような狭い範囲の目標に焦点が当たりがちですが、会社が成功するには、戦略的な業務上の意思決定が財務に及ぼす影響を明確に理解している必要があります。変化の激しい環境で冷静な判断を下す役割は、多くの場合財務部門が担います。このような関係を築いて活動するには、信頼できる適切なデータを日頃からタイムリーに提供しておく必要があります。最新のシステムがあれば、あらゆる情報提供が可能になります。

ビジネス・パートナーシップを実現するために、財務部門の人員を増やす必要がありますか。

会社の様々な部門に財務スタッフをパートナーとして参加させる際には、技術研修以上に、次のようなスキルを慎重に考慮する必要があります。

  • 人間関係を築くスキルがあるか。
  • 会計の技術的なスキルに加えて、ビジネスを学ぶ能力かあるか。
  • 進んで順応したいという気持ちがあるか。

最新の財務システムでは、プロセスの自動化で生まれた時間を生かして、きめ細かいアドバイスを他部門に提供できるようになることができます。重要なのは、変化を受け入れる能力が既存のチーム・メンバーにあるか、それとも、このような「ソフト・スキル」を持った人材を獲得する必要があるかを考慮することです。財務部門のリーダーがオープン・マインドを保つことも必要で、これにより、スタッフは驚くような能力を発揮するかもしれません。

財務部門の進化をサポートするための役員の説得

会社の財務スタッフが、フル・タイムでビジネス・パートナーシップの役割を果たすことはあまり期待されていないかもしれません。しかし、これは財務チームとして珍しいことではありません。バックオフィスのスタッフが通常業務と違う仕事を手伝うのはよくあることです。

財務処理の自動化やプロセスの改善がうまくいけば、財務スタッフを他の業務で活用するのは自然な流れになるでしょう。必要に応じて、フルタイム・パートナーのビジネス・ケース・スタディを開発できるようになります。

この時点で、このステップを永続的に担うのに最適な財務スタッフの発掘が行えます。この優秀なスタッフを任命するか、離職してしまう危険を冒すか、役員は決断を迫られるかもしれません。もちろん、プラスの影響を十分に示すことができれば、最悪の事態を避けられるでしょう。

ビジネスを支える適切なスキルの開発

財務チームのメンバーを社内に配属したことで、キャリア開発を支援する責任がなくなるわけではありません。ソフト・スキルなどの分野の研修要件を、この時期に考えることが重要で、スタッフは引き続き財務の責務を遂行します。2番目に、これらのスタッフがビジネス・パートナーシップを構築するには、持ち前の財務スキルを使用してデータの整合性を慎重に判断し、正しい情報を入手して、情報の分析を支援する必要があります。方法と相手が変わるだけです。

部門間の作業が大きく異なる理由

オープン・マインドでスキルの開発に取り組めば、会社のすべての部門に財務チームが関わることができます。財務スタッフは、競合分析、倉庫関連事業の在庫管理の改善など、様々なプロジェクトで付加価値を発揮できます。変化が激しい組織内で、常に新しいチャレンジができます。

財務部門が次に獲得すべき人材

システムの監査、情報の編集、例外事象や不正行為の発見や管理など、重要な技術スキルがある人材を引き続き雇用する必要があります。しかし、それ以上のことができる人材も探す必要があります。好奇心旺盛で、調査好きで、コミュニケーション・スキルがあれば、財務システムのデータを見える化し、会社の他部門が、データを多方面で活用できるように支援できます。

スキルは多種多様ですが、財務チームが自社のビジネスや業種について、新しいことを学ぶ意欲を持っていることが、多くの会社で明らかになってきています。組織の他部門を本当に支える財務部門を担っていくのは、このような人材です。

経理担当者を採用すべきですか。

そのとおりです。経理担当者は組織の中で引き続き重要な役割を果たしていきます。自動化が進む現在の課題は、データをどのように生成、処理、移動および使用するかをスタッフに実地訓練する方法です。財務の基本原理を身体で覚えることが大切です。1つのオフィスに5人のスタッフの規模から、世界各国十数箇所の事業所に5,000人のスタッフを擁する規模にビジネスが拡大しても全体を見渡せるようになるには、拡張性のあるシステムだけでなく、財務の基本原理を体得しておく必要があります。

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