会計ソフトウェアを使用せずにビジネスを運営することは、ナビゲーションシステムのない飛行機を操縦するようなものです。今自分がどこにいるのか、正しい方向に向かっているのか、大小さまざまな問題を回避するために進路変更が必要なのかを正確に把握することはできません。会計ソフトウェアは、これらすべてのことを財務的な観点から把握するためのインサイトを提供します。では、自社の条件をすべて満たすソリューションはどれでしょうか?その答えは、購入時の検討事項、求める機能や全体的な特長など、自社の要件を包括的に把握し、それを最も満たせる会計ソフトウェアがどれかを評価して初めて見えてきます。

会計ソフトウェアとは

会計ソフトウェアは、財務業務や記録管理を効率化し、自動化を支援するツールです。一般的な機能には、収入と支出の管理、請求書の発行、財務諸表の作成、銀行口座の照合、税金の管理などがあります。これらはいずれも手作業で行うと時間がかかり、ミスが起こりやすい業務です。

会計ソフトウェアには、シンプルなオンプレミス型のアプリケーションから、さまざまな事業部や拠点で利用できるリアルタイムのクラウド型システムまで、幅広い種類があります。本当に充実した会計ソフトウェアは、データの共有や業務の効率化を支援するために、人事管理や在庫管理などの他の業務システムと連携したり、エンタープライズ・リソース・プランニング(ERP)システム内のモジュールを介して接続したりすることもできます。

主なポイント

  • 会計ソフトウェアを活用し、多くの会計業務を自動化することで、財務業務の効率や正確性が向上し、さらに時間も大幅に節約できます。
  • ソフトウェアをオンプレミスで導入するかクラウド型にするか、また企業の成長に合わせて機能を拡張できるかどうかは、購入時の重要な検討事項です。
  • 会計ソフトウェアは、総勘定元帳、買掛金管理、売掛金管理、固定資産管理、給与計算、税務管理など、さまざまな業務を自動化できることが重要です。
  • ベンダーに対して、導入時や運用中にどの程度のトレーニングを提供してもらえるかを確認しましょう。

会計ソフトウェアの要件チェックリスト

会計ソフトウェアを評価する際は、単に特定の機能が備わっているかどうかだけでなく、システム全体をより包括的に検討することが重要です。たとえば、「拡張できるか」、「クラウドで利用できるか」、「価格は妥当か」、「セキュリティは十分か」、「自動化に対応しているか」といった観点も考慮しましょう。以下では、企業が検討すべき多くの要件を「購入時の検討事項」「会計ソフトウェアの機能要件」「会計ソフトウェアの特長」の3つのカテゴリーに分けてご紹介します。

購入時の検討事項

会計ソフトウェアの具体的な機能に注目する前に、そのソフトウェア全体が自社に本当に適しているかどうかを確認することが重要です。主な検討ポイントは以下の通りです。

  • 企業規模: 会計ソフトウェアは、特定の規模の会社のニーズに対応できるよう設計されています。一般的に、企業規模が大きくなるほど、取引の件数や会計ニーズ、財務報告要件も増えます。小規模または成長中の企業は、現在のニーズだけでなく、数年後に必要となる機能についても検討する必要があります。検討中の会計ソフトウェアは、必要な時に拡張が可能でしょうか?
  • 導入形態: 会計ソフトウェアをどこに置くかも重要です。オンプレミス型の場合、自社でソフトウェアやハードウェアの管理や保守、アップグレードを行う必要があります。クラウド型の場合は、ベンダーが管理する会計ソフトウェアをサービスとして利用します。また、両者のハイブリッドも選択できます。どの形態を選ぶかは、企業が求める柔軟性や管理性によって異なります。
  • 予算: 会計ソフトウェアの導入コストには大きな幅があり、導入形態と密接に関係しています。たとえばオンプレミス型の会計ソフトウェアは、クラウド型よりも初期費用が高くなる場合が多いです。必要なソフトウェア機能の数もコストに影響します。また、効率化・生産性向上による投資対効果やコスト削減が見込めるかも検討しましょう。
  • モジュールと機能性: 企業は、短期的に必要な機能だけでなく、将来的に新しい機能を追加できる柔軟性を備えた会計ソフトウェアに投資する必要があります。具体的には、モジュールを追加してソフトウェアの機能を拡張できることが重要です。たとえば、ほとんどの会計ソフトウェアパッケージには、総勘定元帳や売掛金(AR)、買掛金(AP)などの基本的な機能が含まれています。さらに、企業のニーズに応じて、給与管理や税務管理などの追加業務を行うモジュールを購入することもできます。
  • 他システムとの連携: 会計ソフトウェアが他のソフトウェアと連携してデータをやり取りできるかどうかは非常に重要なポイントです。たとえば、会計ソフトウェアと顧客関係管理(CRM)システムを連携させることで、財務データと顧客情報を一元管理できるようになります。また、システム間で手作業によるデータ入力が不要になるため、時間の節約や正確性の向上につながります。請求に関する問い合わせがあった際にも、スムーズに顧客対応ができるようになります。
  • 使いやすさ: どれほど多機能な会計ソフトウェアであっても、操作や習得が難しければ、その利便性を十分に活かすことはできません。使いやすさは、ソフトウェアへのアクセスのしやすさと、直感的に操作できるインターフェースから始まります。クラウド型の会計ソフトウェアはその点で優れており、インターネット接続があれば契約者なら誰でも使い慣れたブラウザから簡単にアクセスして利用できます。
  • 導入のしやすさ: クラウド型の会計ソフトウェアは、主要な作業をベンダーが負担するという点で大きな利点があります。具体的には、ソフトウェアの設定やカスタマイズ、保守やアップデート、さらにはセキュリティの監督までをベンダー側が担当します。それに対し、オンプレミス型の場合は、必要なハードウェア、ソフトウェア、インフラの購入・インストール・構成を企業自身が行わなければならず、その負担が企業側にかかります。

会計ソフトウェアの要件

企業は常に将来を見据えて計画を立てる必要があります。すぐに必要となる会計ソフトウェアの要件をまとめたチェックリストを作成することは良い出発点ですが、事業の成長に伴って将来的に必要になる機能や、そのソフトウェアが追加の機能拡張に対応できるかどうかも考慮することが重要です。特に、多くの業務やプロセスを自動化できるソフトウェアほど、会計部門だけでなく、企業全体の業務効率も向上させることができます。

ここでは、評価時に確認すべき19の重要な会計ソフトウェアの要件をご紹介します。

  • 総勘定元帳: 総勘定元帳(GL)は、あらゆる会計ソリューションの中心となる機能です。なぜなら、企業が行ったすべての財務取引が記録されているからです。会計ソフトウェアは、詳細な仕訳の作成や、適切な勘定科目や補助元帳への貸方・借方の記載(複式簿記法に準拠)、差異の調整、リアルタイムでのGL更新、そして各勘定残高の整合性確保といった、手間のかかる記録作業を自動化します。
  • 注文管理: 注文が入ってから商品が顧客に届くまでの間、注文管理機能が重要な役割を果たします。通常、会計ソフトウェアには、注文の受領・追跡・出荷、在庫水準の自動更新、顧客への請求やデータ管理、販売後対応や返品処理、そして業績傾向分析などの機能が備わっています。
  • 売掛金管理および高度な請求管理: 売掛金(AR)は、商品やサービスを購入した顧客が企業に支払うべき代金を指します。会計ソフトウェアは、請求書の作成・送付・追跡、入金処理など、売掛金管理業務も自動化できます。先進的な会計ソフトウェアでは、ACH決済や個人間送金アプリなど、さまざまなデジタル決済手段に対応しています。また、前受金や分割払いといった高度な請求にも対応し、これらを正しくGLや補助元帳に記帳できます。
  • 収益認識: 会計ソフトウェアは、企業が採用している会計基準(現金主義または発生主義)、ビジネスモデル(例:サブスクリプションサービスなど)、さらには国や地域の規則に従って、収益が発生した時点で計上できる機能を備えている必要があります。そのためには、特定のマイルストーンに基づき収益認識ルールを柔軟に設定できたり、請求・プロジェクト管理・営業システムと連携できる会計ソフトウェアが不可欠です。
  • 発注書処理: 発注書(PO)処理は、購買プロセスの一部であり、発注書の作成、管理、履行に特化した業務です。一般的な会計ソフトウェアには、カスタマイズ可能な発注書フォーム、追跡・承認ワークフロー・取引記録の自動化、さらに購買・在庫管理システムとの連携機能などが備わっています。
  • 買掛金管理: 買掛金(AP)は、企業が仕入れた商品やサービスに対して、仕入先やサプライヤーに支払うべき金額を指します。企業が取引先と良好な関係を維持しながら、より有利な価格や割引を交渉するためにも、買掛金管理は重要です。会計ソフトウェアは、請求書情報の取り込みや抽出、GL(総勘定元帳)へのコード付け、承認ワークフローへのルーティング、支払い処理、銀行取引明細との照合まで、買掛金業務全体を自動化できます。
  • 在庫管理と原価計算: 在庫管理とは、需要に応じて適切な数量の在庫を維持する業務です。在庫は資産であるため、企業が保有する在庫の数量に相当する金額や、それにかかる保有コストは、会計記録に継続的に反映する必要があります。そのため、会計システムと在庫管理システムの連携が求められます。会計ソフトウェアは、先入先出法(FIFO)、後入先出法(LIFO)、加重平均法といった主要な在庫原価計算方法に対応している必要があります。これらの方法は、売上原価(COGS)の算出に用いられ、企業の損益計算書で報告されるほか、さまざまな重要な財務指標の計算にも関係しています。
  • 固定資産管理: 固定資産とは、企業が12か月以上にわたって使用する土地、建物、設備(PP&E)のほか、特許や著作権などの無形資産を指します。会計ソフトウェアは、これら固定資産のライフサイクル全体を管理します。具体的には、資産の取得コストの詳細な内訳の記録、減価償却の計算と記帳、資産価値の増減に伴う調整、売却や廃棄の追跡などが含まれます。
  • 減価償却スケジュール: 減価償却スケジュールとは、固定資産ごとに減価償却費を計算し、定期的に配分するための管理機能です。ソフトウェアは各固定資産の減価償却費を正確に算出し、会計基準に準拠したレポートを作成できます。また、各資産の残存価値を追跡し、交換や更新のタイミングも知らせることができます。
  • 税務管理: 会計ソフトウェアは、各種取引ごとに発生するさまざまな税金の計算を自動化できることが求められます。そのためには、購買、eコマース、注文管理など、取引を扱う他のシステムとの連携が不可欠です。また、複数の国や地域の税法に同時に対応できることも重要な要件であり、これにより企業は適切な税額を確実に納付できます。もちろん、監査の際に証拠となる監査証跡を提供する機能も必要です。
  • 給与管理: 多くの企業にとって、給与は最も大きな支出項目です。また、給与管理は非常に複雑な業務であり、総支給額と手取り額の計算、税金や各種控除の差し引き、給与の支払い、給与税の納付、従業員への支払い後のGL(総勘定元帳)口座の更新、年末の税関連書類の配布などが含まれます。会計ソフトウェアに給与管理機能が含まれている場合や、別の給与管理ソフトとの連携に対応している場合、これらの作業を最新の税法や労働法規に準拠して自動化できます。
  • 従業員経費管理: 従業員経費管理は、出張の際など、従業員が自分で立て替えた業務上の費用を精算・払い戻すためのすべてのプロセスやポリシーを含みます。会計ソフトウェアは、このワークフローを自動化し、従業員による経費精算書の作成・提出、承認プロセスへの自動ルーティング、払い戻しのスケジュール設定、そして最終的には支払いまでを実行できることが重要です。また、経費が正当であり、税務上必要な記録が揃っていることを確認するための管理機能も備えている必要があります。
  • 銀行取引管理: 銀行取引管理とは、企業の銀行取引全般を適切に管理することを指します。具体的には、勘定照合(大量照合も含む)、取引の追跡、小切手の印刷、支払い処理、レポート作成、多通貨対応、銀行とのデータ連携(バンクフィード)などが挙げられます。会計ソフトウェアの銀行取引管理機能は、企業のキャッシュフローをより効率的かつ正確に管理し、ミスや不正のリスクを低減するのに役立ちます。
  • 決算処理管理: 決算処理管理とは、会計期間の終わりに帳簿を締め、財務諸表やレポートを作成する一連のプロセスを指します。会計ソフトウェアを使えば、この作業の多くをリアルタイムで自動化でき、継続的な決算を実現できます。主な機能としては、自動仕訳や調整、照合作業、財務諸表の作成(新しい期間に合わせて損益計算書をリセットし、貸借対照表を確定する処理を含む)などがあります。また、AIや機械学習を活用して、時間の経過とともに決算プロセスをより効率的に改善することもできます。
  • 財務統制: 会計ソフトウェアの財務統制機能には、エラーや不正、その他の財務上の不備を検出・防止するためのさまざまな仕組みやプロセスが含まれます。財務統制の一般的な例としては、財務取引の内容に応じて誰が承認するかを決める「承認レベルの権限階層」や、1人だけで処理を完結させず、必ず複数の担当者が関わることで不正やミスを防ぐ「職務分掌」などがあります。また、監査証跡を作成して、すべての取引やその変更内容を確認できるようにしたり、アクセス権限を設定して、限られた人だけが財務データにアクセス・修正できるようにすることも可能です。
  • 財務諸表: 財務諸表は、社内の経営層はもちろん、投資家や金融機関など外部の関係者にとっても重要な分析ツールです。戦略的な意思決定を行ううえで、これらの情報が活用されます。会計ソフトウェアは、貸借対照表、損益計算書(P&L)、キャッシュフロー計算書などを自動で作成できる必要があります。また、資本の増減も自動的に記録し、デフォルトの会計ルールや必要に応じて自社向けにカスタマイズされたルールに従ってレポートを作成できることが求められます。
  • レポート作成・予測・ビジネス・インテリジェンス・分析: 会計ソフトウェアには、企業全体や各部門の重要な意思決定を支える多くのインサイトが蓄積されています。優れたソリューションでは、リアルタイムの財務データを細かく分析し、目標達成状況の確認やトレンドの把握、財務予測、キャッシュフロー予測、各種レポート作成などに役立てることができます。また、ダッシュボードで主要指標や傾向を表示し、多角的なデータ分析を可視化することで、より実践的なレポートにもつなげることができます。
  • 予算管理: 会計ソフトウェアにおける予算管理とは、予算の作成・管理・モニタリングを自動で行える機能を指します。これにより、企業は実際の業績を予算目標と比較し、必要に応じて支出の調整が可能になります。具体的な機能としては、リアルタイムの進捗管理、カスタマイズ可能なアラート、予測機能、経費管理や経費精算自動化ツールとの連携、各種レポートの自動作成などがあります。
  • プロジェクト会計: プロジェクト会計(またはプロジェクト原価会計)とは、個々のプロジェクトにかかるさまざまな費用を管理するための、専門的なプロセスや基準に基づいた会計手法です。高度な会計ソリューションは、プロジェクトコスト(工数や材料費、従業員の労働時間など)の追跡が可能です。進行中のプロジェクトについては、プロジェクトの進捗を評価するための複数の方法のいずれかに基づいて収益を認識します。また、時間・資材ベースや進捗ベースなど、さまざまな請求方式に対応し、リアルタイムでプロジェクトの進行状況をモニタリングできる機能も備えています。

会計ソフトウェアのその他の要素

上記のような機能に加えて、次のような特性を持つ会計ソフトウェアを選ぶことが重要です。

  • 柔軟性: 柔軟性に優れた会計ソフトウェアは、企業ごとの固有の要件にも対応できます。また、必要に応じて追加モジュールの購入や他のソフトウェアとの連携によって、新たな機能を後から加えることも可能です。また、柔軟性に優れた会計ソフトを使うと、データをさまざまな角度から分析できるため、新しい傾向や重要な気づきを見つけやすくなります。
  • 拡張性: 拡張性は、成長を目指す企業にとって特に重要となります。拡張性の高い会計ソフトウェアであれば、ユーザー数やデータ量、処理量が増えても問題なく対応できます。これは、事業が拡大しても処理が滞ることなくスムーズに運用できることを意味します。拡張性は柔軟性とも深く関係しています。企業の成長に応じて、単にユーザー数やデータ容量を増やすだけでなく、新しいタイプの会計機能を追加する必要性も出てきます。
  • セキュリティ: 会計ソフトウェアには、機密性の高い財務情報や顧客データ、取引内容、銀行口座番号など、守るべき重要な情報が数多く保存されています。主なセキュリティ機能 としては、役割ベースのアクセス制御、データ暗号化、多要素認証、セキュリティアップデート、バックアップとリカバリ機能などがあります。
  • コラボレーション機能: 会計ソフトウェアを活用することで、スタッフ同士のコミュニケーションやリアルタイムでの情報共有が促進され、伝達ミスやエラーのリスクが減ります。また、複数のメンバーが同時に同じプロジェクトに取り組むことができるため、チームの業務効率も高まります。これにより、より優れた意思決定が可能となり、状況の変化にも迅速に対応できるようになります。
  • 使いやすさ: 使いやすい会計ソフトウェアは、スタッフが業務を素早く効率的にこなすのに役立ちます。画面のナビゲーションが直感的で、必要な機能が見つけやすく、デザインもシンプルであることが大切です。また、サポート資料もすぐに確認できると安心です。使いやすいソフトウェアであれば、従業員もスムーズに使いこなせるようになり、結果としてシステム全体の効果や価値が高まります。
  • 他システムとの連携のしやすさ: 他の業務システムとデータ連携できる会計ソフトウェアであれば、情報をリアルタイムで自動的に同期できるため、データの不整合や手作業での入力ミスを防げます。また、スタッフは複数のシステムをスムーズに行き来できるようになります。さらに、複数の情報源からデータを統合することで、より正確で包括的なレポートを作成することができます。
  • 信頼性: 財務データは企業の運営や意思決定に欠かせない重要な情報です。そのため、会計ソフトウェアには、取引を正確に記録・処理し、決算業務を適切に行い、一般に公正妥当と認められた会計原則(GAAP)などの財務規則や基準に準拠できる信頼性が求められます。信頼性はシステムの安定性とも関係しており、ダウンタイムが極力少ないことも大切なポイントです。
  • 自動化: 会計ソフトウェアの大きな特長の一つは、さまざまな業務やプロセスを自動化できる点です。たとえば、決算処理、請求書発行、経費管理、給与計算、財務レポート作成、口座の照合作業などを自動で行えます。会計の自動化によってスタッフの作業時間が大幅に短縮され、生産性が向上し、高い正確性を維持できます。

会計ソフトウェアのベンダーに確認すべき事項

どの会計ソフトウェアを選ぶかだけでなく、そのベンダーが信頼できる取引先であるかどうかも非常に重要です。導入を検討する際には、次のような質問をしてみるとよいでしょう。

  • 導入時にどの程度のコンサルティングや社員研修が必要ですか? ソフトウェアの使いやすさは非常に重要なポイントです。操作性は導入後の社員の生産性に大きく影響するだけでなく、研修にかかるリソースや時間など、総コストにも関わってきます。
  • 自社の要件のうち、カスタマイズが必要なものはどれですか? 一部の企業では、自社の独自ニーズに合わせて会計ソフトウェアをカスタマイズすることが不可欠です。たとえば、自社の業種に最適な勘定科目表へのカスタマイズが必要かもしれません。また、ほかのシステムと連携する場合も、カスタマイズが必要となる場合があります。カスタマイズには追加費用が発生するため、その点も確認しましょう。
  • 導入後に利用できるサポートや製品リソースにはどのようなものがありますか? アフターサポートの充実度も大切な確認ポイントです。会計担当者が困った時に、自己解決できるセルフサービスやコミュニティサポート、本格的なテクニカルサポートなど、必要なときにきちんと支援を受けられるかどうかを確認しましょう。
  • 標準機能でどこまで設定できますか? クラウド会計ソフトウェアは、一般的にオンプレミス型の「箱入り」製品よりも柔軟に設定できる機能を備えていることが多いです。ワークフローの設定、請求書の詳細設定、GL/勘定科目表のカスタマイズ、財務レポートの作成、他システムとの連携など、どこまで標準機能でカバーできるか質問しましょう。

会計ソフトウェアの要件チェックリスト

会計ソフトウェアを選定する際に自社のニーズを整理できる「会計ソフトウェアの

要件チェックリスト」をダウンロードしてご活用ください。(新しいタブが開きます)

NetSuite Accounting Softwareで会計業務の正確性を向上

ソフトウェアが多くの会計業務や作業を自動で処理できるほど、企業は財務データやレポートの正確性により自信を持つことができます。NetSuite Cloud Accounting Softwareは、手間がかかりミスが起こりやすい会計業務を簡素化・自動化し、既存のスプレッドシートをリアルタイムかつ一元化された取引・財務データへと置き換えます。これらのデータは、国内外の会計基準や税法、各種規制、社内ルールにも準拠しています。また、買掛金や売掛金の管理、仕訳入力や照合の自動化、NetSuite ERP内の他モジュールとのシームレスな連携も可能です。これにより、迅速かつコスト効率の高い決算処理や、意思決定を支えるタイムリーな財務情報の取得が可能になります。

適切な会計ソフトウェアの選定は、企業の財務健全性や全体的な成功に大きな影響を与えるため、非常に重要です。必要とする機能や要件は企業ごとに異なりますが、「正確性」「効率性」「コンプライアンス」「自動化」へのニーズはすべての企業に共通しています。自社に最適な会計ソフトウェアを見つけるためには、必要な要件をリストアップし、しっかり把握することが大切です。

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会計ソフトウェアの要件に関するよくある質問

会計ソフトウェアの導入にはどれくらい時間がかかりますか?

導入にかかる時間は、企業のニーズや導入方法によって異なります。クラウド型の会計ソフトウェアはベンダーがホストするため、数時間から数日で利用を開始できることが多いです。一方、オンプレミス型の会計ソフトウェアは、ハードウェアやソフトウェアのインストール、設定、カスタマイズなどが必要となるため、導入完了までに数週間から数か月かかる場合もあります。

会計ソフトウェアでどれくらいの時間を節約できますか?

どれくらい時間を節約できるかは、企業の規模や会計業務の複雑さによって異なります。先進的な会計ソフトウェアは、データ入力や勘定照合、財務レポート作成など、手作業で時間のかかる反復的な業務を自動化することで、大幅な業務時間の短縮を実現します。

会計ソフトウェアはどのようにコスト削減につながりますか?

会計ソフトウェアは、会計業務やその他のビジネスプロセスを自動化することで、さまざまな面でコスト削減につながります。業務効率の向上や人件費の削減、リアルタイムでの財務データへのアクセスによる迅速な意思決定、法規制や基準への確実な対応などが、コスト削減の主な理由となります。

会計ソフトウェアとは何ですか?また、必要な機能は何ですか?

会計ソフトウェアは、企業が財務取引や会計業務を管理するためのツールです。主な必須機能は以下の通りです。

  • 総勘定元帳: 売上や仕入れ、支払い、入金など、すべての財務取引を管理します。
  • 買掛金・売掛金管理: 企業が支払うべき金額や、顧客から受け取るべき金額を管理します。
  • 請求書発行: 請求書作成・送付、未入金の追跡、請求業務全般を管理します。
  • 財務レポート作成: 貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書などの財務レポートを作成します。
  • 銀行勘定照合: 企業の銀行取引明細と会計記録を照合し、正確性を確保します。
  • 給与計算: 従業員の給与計算や税金・控除額の算出を行います。

会計ソフトウェア選定時に考慮すべき4つのポイントは何ですか?

会計ソフトウェアを選ぶ際は、「使いやすさ」「拡張性」「セキュリティ」「他のソフトウェアとの連携のしやすさ」が重要となります。