すべての子会社拠点を活用して注文を履行する
NetSuite 子会社間フルフィルメントとは
NetSuite 子会社間フルフィルメントを使用すると、企業は、どの子会社や拠点がどのような条件で相互に取引できるかを簡単に定義できます。これにより、運用チームは在庫を効率的に使用できます。また、複数の子会社にまたがる複数の拠点でフルフィルメントと出荷を行うように注文書の各項目を割り当てると、配送料を削減し、仕入先からの直送や会社間輸送の必要性を最小限に抑えることができます。
NetSuite WMSを導入し、関連するプロセスを変更することで、従業員の生産性が20%向上しました。
ERPでビジネスを効率化する方法
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NetSuite 子会社間フルフィルメントの利点
NetSuite 子会社間フルフィルメントの機能
NetSuite 子会社間フルフィルメントを使用すると、注文の発生元に関係なく、任意の拠点で出荷したり、返品を受け取ったりできます。
拠点の割り当て
企業は、場所を考慮した事前定義のルールに基づいて、子会社拠点を注文書の項目に自動的に割り当てることができます。個別の子会社またはすべての子会社、個別の拠点またはすべての拠点を出荷場所として選択できます。

在庫関係
すべての拠点、販売チャネル、子会社にわたって在庫を最適化することで、組織は全体の在庫を減らし、間接費を低く抑えることができます。フルフィルメント・ポリシーを定義して、出荷に最適な場所を自動的に選択できます。グローバル在庫関係レコードにより、子会社とそれらに関連付けられた拠点との関係を定義することで、最も近い場所でフルフィルメントするようにアイテムを割り当て、配送料を最小限に抑えることができます。

グループ間内部取引
グループ間内部取引では、子会社間フルフィルメントに必要な内部取引消去仕訳が処理されます。決算処理において、すべての複数子会社取引に対して内部取引消去仕訳が自動生成されます。

返品プロセス
シームレスな顧客体験を返品プロセスに拡大することは、カスタマー・ロイヤルティを向上するために有効な方法です。任意のチャネルから任意の拠点で返品を受け入れることで、プロセスがシンプルになります。返品承認(RMA)の処理が完了すると、子会社全体の1つ以上の拠点でアイテムを受け入れて在庫に戻すことができます。顧客の期待に応え、アイテムを遅滞なく在庫に戻すことができます。

NetSuite 子会社間フルフィルメントが解決する課題

NetSuite 子会社間フルフィルメントにかかるコスト
まだ収益を上げていないスタートアップ企業から急成長中の企業まで、あらゆる規模の企業がNetSuiteに移行しています。ビジネス運営の改善方法を検討しつつも、コスト面でお悩みの場合にもお勧めです。
NetSuiteは年間ライセンス料でご利用いただけます。ライセンスは、コア・プラットフォーム、オプション・モジュールおよびユーザー数の3つの主要コンポーネントで構成されています。また、初期設定には初回の導入費用がかかります。ビジネスの成長に合わせて、簡単に新しいモジュールを有効化し、ユーザーを追加することができます。これがクラウド・ソフトウェアのメリットです。
子会社間フルフィルメント機能は、アドオンのモジュールとして使用可能なNetSuite WMSに含まれています。

リソース

