業務プロセスを統制・管理・可視化してスピード経営を実現する複雑化する企業のビジネスプロセスを管理し可視化する

ビジネスプロセス管理の必要性


企業は、複数の業務を機能的に繫げて運営を行なっています。たとえばマーケティング部門は良質な見込客を創出する業務があります。この業務から営業部門へと顧客情報を橋渡しし、営業担当者が営業活動という業務を行ないます。これらの業務には、見積もり作成や納品、発注処理など経理部門や製造部門の業務と連携します。つまり、企業運営は複数の異なる業務を繫ぎ合わせることで成り立っているのです。

これらの業務プロセスは、国や地域の違いやビジネスの違いなどにより、近年ますます複雑化している現実があります。企業は、業務プロセスをモデル化し管理・統制する「ビジネスプロセス管理」を行なうことにより、企業プロセスの課題分析や効率改善、新規事業の早期立ち上げなどを行なうことが可能になります。そして、グローバル化や迅速性が求められる昨今、これらのビジネスプロセス管理を的確に実現することが企業経営にとって必要不可欠です。

分断したプロセスの課題とビジネスプロセス管理の必要性

企業はビジネスプロセスを管理することで、さまざまなメリットを享受できます。しかし、その一方でプロセスがバラバラで統合されていない企業が多く散見されます。以下はビジネスプロセスが管理されていない企業課題をご紹介します。

非システム化領域の生産性低下

一般的なビジネスでは、販売管理システムや顧客管理システム、会計システムといったような業務システムが存在します。この業務システムに登録するためのデータ準備や入力作業、電話・メール等によるコミュニケーションといった人手の作業が介在します。このプロセスが占める企業運営全体に対する割合は80%ともいわれており、この領域の生産性を向上させることが大きな課題となっています。
しかし、これらのシステムが分断された状態では、各システムへの2重打ち込みやコミュニケーションミスによる不正確なデータ、データが分断されているため企業全体を見渡すことが不可能であり迅速かつ正確な意思決定ができない、などの問題を抱えています。

オペレーションコストの増大

多くの日本企業では生産管理システムなどを導入し、製造コスト削減のための原価計算などを行なっています。このように個別最適による原価削減などには限界があるのも事実です。日本企業は欧米企業などに比べて全体最適化が遅れていると言われています。欧米企業ではオペレーションコストに注目し、いかに業務プロセスを標準化・共通化し簡素化するかという点に着目しています。シンプルで標準化されたプロセスを遵守することで、オペレーションコストの最適化を図ることが可能になります。業務の標準化・共通化を行い、業務プロセスをシンプル化することでオペレーションコストを大幅に削減することができるのです。

増大するIT運用コスト

企業の情報システム予算の約8割が保守・運用コストであると言われています。これでは戦略的な投資が出来ないのは言うまでもありません。その理由の一つとして今まで個別最適を図るために各々実装してきた分断された業務システムがあげられます。分断されるために人手を介した過度のオペレーションやシステム連携を行なうためのインターフェーシングなどのコストが永続的に発生しています。
そして、これらを解決するために多くの企業では基幹業務システム(ERP)等の導入を行ないました。統合された基幹業務システム(ERP等)は、業務手順の標準化を行うことが可能な手段であると言われていたからです。しかし、今では基幹業務自体が常に変化し続けるビジネスへの対応が出来ずにビジネスの足かせになっている場合が多々あります。変化の激しい環境においては、重厚長大なERP自体が、柔軟なビジネスプロセスの大きな足かせになっているのです。
つまり、運用コストの削減には将来にわたる柔軟性を備えた統合されたプロセスが必要なのです。

事業のグローバル展開の加速による打撃

多くの企業を取り巻く環境は、急速にグローバル化しています。企業戦略に従い、海外拠点の展開を進めてきた結果、企業や海外子会社を含めたグループ内で統制が取れなくなっているケースが散見されます。統制されないプロセスにより、ますますコストがかかるだけでなく不正やコンプライアンス違反など企業経営にとって大きな打撃を受けかねない事象が発生します。今後さらに日本企業が、海外へシフトする中、グループ全体のガバナンスや経営視点での見える化に対応する必要があり業務プロセスの標準化が急務となっています。

サイロ化されたシステムの課題

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