パートナー管理

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財務会計システムでは、収益と費用の差を利益と呼びます。ただし、利益には、①営業利益、②経常利益(けいじょうりえき)、③税引前純利益、④純利益、の4つの種類があります。

  • 営業利益 - 商品を仕入れて(製品を作って)、他の企業や一般の消費者に販売するといった一般的な営業活動で得られる損益を営業利益と呼びます。この営業利益の計算のもととなる収益を営業収益、費用を営業費用と呼びます。営業利益は、営業利益=営業収益-営業費用で計算されます。
  • 経常利益 - 通常の営業活動とは別に発生する収益と費用を、営業外収益、営業外費用と呼びます。銀行預金の利息の受け取りや、銀行からの借入金(借金)の利息の支払いが代表的です。営業利益に、これらの営業外の収益、費用を加えて算出される利益を経常利益と呼びます。経常利益は、経常利益=営業利益+営業外収益-営業外費用で計算されます。
  • 税引前純利益 - 通常の企業活動では発生しない、一時的な収益、費用を特別利益、特別損失と呼びます。企業が所有している土地を売却したときの利益、損失などが、代表的な特別利益、特別損失です。経常利益に、これらの特別利益、損失を加えて算出される利益を税引前純利益と呼びます。税引前純利益は、税引前純利益=経常利益+特別利益-特別損失で計算されます。
  • 純利益 - 税引前純利益から法人税などの企業が支払う税金を引いたものを純利益と呼びます。

勘定科目の5つの大分類のうち収益と費用は、まず、この4つの利益ごとに分類され、そこから利益、費用それぞれのより細かいレベルに分類されます。

図1は、一般的な勘定科目マスターテーブルの階層構成の例です。

Glossary 43 Zaimukaikei 1

勘定科目マスターテーブルは、通常、勘定科目コードと勘定科目名称の2つのカラムを持ちます。勘定科目の階層構造を表現する方法はいろいろ考えられますが、財務会計システムで良く用いられるのは、勘定科目コードをいくつかの桁にわけ、これらの桁に各階層でのコードを割り当てる方法です。図2、図3は、この方法で構成された勘定科目マスターテーブルの例です。

勘定科目マスターテーブルは、通常、勘定科目コードと勘定科目名称の2つのカラムを持ちます。勘定科目の階層構造を表現する方法はいろいろ考えられますが、財務会計システムで良く用いられるのは、勘定科目コードをいくつかの桁にわけ、これらの桁に各階層でのコードを割り当てる方法です。図2、図3は、この方法で構成された勘定科目マスターテーブルの例です。

Glossary 43 Zaimukaikei 2
Glossary 43 Zaimukaikei 3

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