株式会社 CDG マーケティングソリューションカンパニーのリアルタイム経営基盤を支える


CDG Co.,Ltd.

Company

株式会社 CDG (英語表記: CDG Co.,Ltd.)

所在地:

〒530-0001
大阪市北区梅田2-2-22 ハ
ービスENT 18F

設立:

1974年4月10日

資本金:

450,000千円

東京本社所在地:

〒100-0006
東京都千代田区有楽町1-1-
3 東京宝塚ビル 18F)

代表者:

代表取締役会長 藤井 勝典
代表取締役社長 大平 孝

事業内容:

マーケティング・コミュニケー ションサービスの提供 セールスプロモーションの企 画立案・実施 顧客の営業活動全般におけ るソリューションの立案・実施

Webサイト:

www.cdg.co.jp


マーケティングソリューションカンパニーのリアルタイム経営基盤を支える

NetSuiteは、今までのオンプレミス型ERPと違い全く新しい考え方の次世代ERP。ERP導入がゴールではなく、会社の成長にあわせてシステムを柔軟に育てていくことができるメリットは計り知れません。

株式会社CDG(以下、CDG)は、40年の実績を誇り東京と大阪を中心に札幌、名古屋、福岡を含む日本全国だけでなく北米・ロスアンゼルスにも拠点を置くマーケティングサービス企業です。同社は、変化が激しく多様で複雑化する消費者の購買行動に対して、21業種2,000社にのぼる顧客との取引で培われたマーケティングノウハウと顧客課題にあわせて提供する多くの商材や知見、および1,000社にのぼる協力会社との連携を通じて、企業の販売促進を加速させてきました。そのマーケティング ソリューション カンパニー CDGの事業の根幹をNetSuiteが支えています。

株式会社CDGは、商品を消費者に知ってもらい、購買につなげるための促進活動を中心に拡大をしてきたマーケティングソリューション提供企業です。21業種2,000社にのぼる顧客との取引実績が証明するように、CDGは常に顧客が求める最適かつ洗練されたソリューションで顧客の売上拡大に直結する支援を行なってきました。

背景:変化への対応力が求められている

小西 聡氏

小西 聡氏
株式会社 CDG
常務取締役

株式会社CDGで営業およびマーケティングを統括する常務取締役である小西 聡氏(以下、小西氏)は、同社のおかれている状況に関して次のように説明します。

「私たちCDGは、一般的に広告宣伝といわれる業界で主に販売促進を得意としてきました。いわゆるプロモーショナルマーケティングの領域です。しかし、最近では顧客ニーズが多様化するなかで、マーケティング業界を取り巻く環境は急速に変化しています。ソリューション業態自体もキッチリと棲み分けできるような状況ではありませんし、お客様の課題も複雑化し単機能的なソリューションでは満足されなくなってきています。それらの急速な変化はここ5年ほどで加速しています。業界や企業によって課題は大きく異なります。普遍的な部分もありますが、それだけではなく時代の流れによってマーケティング全般は変化しています。」

顧客のニーズが複雑化し多岐にわたるだけでなく、課題自体も綺麗に仕訳けにくい中で、同社にとって数多くの知見やノウハウ、アイデアを活かし最適かつ包括的なソリューションを顧客に提供していくことが重要になってきています。さらに小西氏は続けます。

「私たちはその変化に敏感に察知したソリューションを、責任をもって提供することに力を入れています。そのためにCDGでは、供給できるサービスの幅を広げてきただけでなく、そのサービスの質を深く掘り下げて日々進化することに力を注いでいます。そして、自社だけで提供できない部分は、1,000社にのぼる協力会社との緊密な連携を通じて最適なソリューションを提供しています。つまり変化を察知し、顧客の満足いくソリューションを提供することに注力しています。」

課題:硬直化したシステムでは、スピードに追従できない

同社の情報システム課では、オンプレミス型のERPパッケージシステムを運用していました。それらは情報系や基幹系といったように分離された状態で構築していたのです。しかし、時代背景から今までのシステムでは変化に追従できないという問題に直面しました。その理由について、情報システム課の岸氏は、以下のように振り返ります。

「経営陣からは、急速な変化に追従できるシステムが求められていました。リアルタイムに情報を閲覧できて、縦横無尽に軸を変えて分析できるだけでなく決算処理で行なわれるような正確な情報を常に求められていました。そのためには情報系と基幹系が連動される必要がありましたし、これから起こるであろう変化への要求に柔軟に応えられるシステムが必要でした」

CDGでは、変化への柔軟な対応と常に最新の正確なデータを閲覧・分析できることが可能な唯一のシステムがNetSuiteであると結論付けし、採用することにしたのです。

NetSuiteの導入を担当した坂川氏は導入に至った背景を以下のように語ります。

「当時、私たちの要望に応えることが可能なシステムを多岐にわたり探しました。オンプレミスの検討もしましたが、導入期間や費用が見合わなかったのです。また、オンプレミスの場合、カットオーバーした時点で拡張が非常に難しくなります。これでは経営のニーズに追従できません。そこでクラウドERPであるNetSuiteを検討したのです。NetSuiteは、導入したところがスタートになります。容易にカスタマイズ可能なNetSuiteは、経営のニーズ変化に柔軟にフィットしたシステムを構築しやすいメリットがあります。内製でシステムを成長させる能力やスキルが必要になりますが、ニーズを満たすためにはこれしかないと判断しました」

経営陣にNetSuite導入のビジョンを説明したところ「NetSuiteは、経営のスピードにあわせて柔軟にフィットさせることができることが大きなポイント。最初は使い慣れずに苦労するかもしないが、それ以上の経営メリットがある」と判断し採用を後押ししてくれたと言います。そのメリットの1つとしてNetSuiteを使いこなすことで、成長のスピードや事業の規模、サービスラインの変化にあわせて、経営に柔軟にフィットさせることが可能なのです。

また、小西氏はNetSuite導入の背景を以下のように振り返ります。

「基幹系と情報系が完全に統合され連動するNetSuiteであれば、リアルタイムに欲しい情報を閲覧することが出来ると判断しました。私たちが提供する多くのサービスに関して、分野別や業態別、地域別、部門別などで正確なデータを確認することが必要でありそれを可能にしてくれるのです。そのため、問題や傾向を瞬時に特定できます。もし、システムが統合されていないとそれらは確認するのに多くの手間がかかります。これでは経営のスピードに追従できないのです」

効果:正確かつ迅速な経営の実現

同社は、NetSuiteの導入をわずか半年で行ないました。その効果はすぐに現れ始めました。数多くのメリットを小西氏は以下のように語ります。

「今では一日に3回ほどNetSuiteのデータを閲覧しています。今までは欲しい情報を情報システム課に依頼すると一週間くらいの時間を経てでてくるという状況でした。それがNetSuiteにログインするだけで、瞬時に取得できるようになりました。これにより、見えない物が見えてきたのが大きな収穫です。おそらくこうだろうという頭の中で予測していたものを検証できるようになったことで、役員会議などで今まで個人的な感想として捉えられていた部分を正確な数字で示せるようになりました。これにより正確な経営判断が出来るようになったと思います。すべては数字で示してくれるので会議も短くなりました(笑)」

また、情報システム側の視点では以下のようなメリットがあったと岸氏は続きます。

「データを経営に提供するために、複数のシステムにログインして手作業で繫ぎ合わせていました。データを一度出すと豊富な経営陣のアイデアが生まれてきますから、さらにデータを求められます。そして、またシステムにログインして繫ぎ合わせるという作業が必要でした。NetSuiteを導入することで必要とされるデータは、保存検索によりあらかじめ用意しておけます。言葉は悪いですが、関係者が勝手に今その瞬間の正しいデータを見てくれているのです」

導入にあたり苦労した点を坂川氏は以下のように述べます。

「NetSuiteの導入では2つの点で苦労しました。アジャイル方式の導入が初めてであったため最初は馴染めませんでした。しかし、CDGにマッチしているのはNetSuiteしかないと思いNetSuiteのマニュアルを読み続けました(笑)。また、営業や関係者が今までの操作方法からガラッと変わりますから入力方法や社内ルールを徹底し定着化させる部分に大きな苦労がありました。しかし、メリットの部分が大きいカットオーバー直後から、前向きな要望が出始めて既に多くの機能を追加して運営しています。今では、これが経営にあわせて進化しているのだと実感するようになりました」

今後の展望:企業エコシステムの効率性のさらなる追求

NetSuiteの可能性を熟知した同社は、今後さらにNetSuiteを拡張していくことを計画しています。今後の展望に関して小西氏は以下のように語ります。

「今後、NetSuiteを活用して案件ごとに発生する数多くのドキュメントを一元化したいと考えています。案件軸、ドキュメント種別など多くの軸で分析をかけていきたいと思っています。また、クラウドの良さである可搬性、つまりはどこでも閲覧できる状況にあるので営業効率を最大化したいと思っています。また、数多くの仕入れ先企業とのやり取りを簡素化するために電子請求書や電子サイン、支払い明細の確認などが可能な仕入れ先ポータルなどの実装も行ないたいと思います。それ以外にも人事情報との連携などやりたいことは多岐にわたります」

変化の激しいマーケティング業界において、その経営スピードと効率性を追求することで顧客ニーズにいち早く対応するCDG。その経営基盤をNetSuiteが支えているのです。

※ 導入協力パートナー:株式会社富士通マーケティング

http://www.fjm.fujitsu.com/solution/netsuite/index.html


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